3月18日「第9回トルコを学ぼう」が開催されました。

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今回はトルコとの食品貿易をテーマに「バハール社が進めてきた日土の貿易」と題して行われました。

講師は弊社バハール 専務執行役員・統括部長であるジャンダッシュ アルハン。

 

■勉強会開催報告■

318日(金)に「第9トルコを学ぼう」が開催されました。  今回はトルコとの食品貿易をテーマに

「バハール社が進めてきた日土の貿易」と題して行われました。

講師は株式会社バハール 専務執行役員・統括部長であるジャンダッシュ アルハンさん。  

第一次産業をテーマにしたのは初めてですが、みなさん新しい発見があったようです。

今後は奇数月の第3金曜日に開催予定。 次回は520日(金)になります。  

以下、今回の内容の要約となります。  

【トルコ農業の概要】 トルコは中東・北アフリカ最大の農業生産・輸出国(EU・米国向)。 1980年には全輸出量の2/3を占めたが、2011年には11.3%。 農業食品は輸出品目の中で唯一黒字で、その黒字額は56億米ドル(2014年)。 加工食品を除く農産物の輸出額は 2002年の17億米ドルから2010年には50億米ドルへ。 農業のGDP構成比は8.1%(2011年)。 農業生産高は2002年は240億米ドル→2010年は620億米ドルと大幅増。 生産量世界1位:ヘーゼルナッツ、アプリコット、チェーリー。 輸出量世界1位:ヘーゼルナッツ、ドライアプリコット、乾燥いちじく。 水産業に関してはヨーロッパ1位の漁獲量  

2023年の目標】 建国100年の2023年に向けて以下の目標が設定されている。 ・農業国内製品で1500億米ドルの収益 400億米ドルの農産物輸出 ・農業生産において世界トップ5位にランクイン 850万ヘクタールの灌漑地 (現在、540万ヘクタール) ・ヨーロッパ水産業第1  

【日本との貿易】 全産業の貿易額でみると、トルコへの輸出3,065百万米ドルに対し、トルコからの輸入515百万米ドル(2011) トルコから見て6倍の輸入超過。 日本からトルコへの主な輸出品は、建設用・鉱山用機械、自動車の部分品、自動車等。 トルコから日本への主な輸入品は、衣類、たばこ、まぐろ等(農水産物の割合は約4割)。 日本の野菜ジュースに使用されているトマトペーストの8割はトルコ産(中国産は減少)。 パスタ・小麦はAEON7&iPBとして輸出。 オリーブオイルはイタリア、スペインにつぎ3位の取引量。 地中海で獲れる本マグロの99%は日本に輸出される。 トルコで合弁・買収を行なう日本の食品関連企業は多い。 味の素、日清製粉、日清食品、日本ハム、カゴメ食品、ダイドードリンコなど。 今後の日本への輸出増大に関してはFTA(自由貿易協定)の締結が必要。 その場合は日本とEU全体とのFTAとなる。  

【バハール社について】 1997年創業 社員17 ・食品輸入商社機能 ・コンサルティング部門(トルコ投資・ハラール認定) ・自社ブランド「MARRE(マルレ)」展開 電通とタイアップ 今後はハラール日程を受けたケバブ用の和牛(人吉に工場)のイスラム圏への輸出を目指す。 トルコは和牛の解禁待ち、まずはUSAとドバイをターゲットに。   【ハラール認定】 「ハラール」とは「許された」という意味。 ムスリム(イスラム教徒)にとって宗教上のリスクの無い食材や加工法の認定。 認定期間は2-3年であるが、更新監査は毎年行われる。 イスラム圏の国毎に異なり、マレーシアは厳しくトルコは比較的緩い。 食肉に関しては豚はNG、牛と鶏に関してはイスラム教徒により屠殺されることが必須。 そのためバハールの日本国内工場ではイスラム教徒を屠殺のために雇用。 また、ハラールでは遺伝子組み換えは認められないので、ハラール認定食品は遺伝子組み換えではない。 日本でパンに使用される小麦はほぼ遺伝子組み換え…   【インバウンド需要】 2020年の東京オリンピック開催時にムスリムのインバウンドを増やすには、食材のハラール対応が必須。 バハールとしてはそこにビジネスチャンスを目論む。 ただし、酒を提供するレストランではハラール認定は得られず、調理場を分ける必要もある。 その対策として、ハラール認定食材を使い、フライパンやまな板を別にすればよい。 これで「ムスリムフレンドリー」を掲げることができ、95%のムスリムが利用できるようになる。